楽しいはずのコンサートが・・・ 嫌な出来事で心が反応してしまった時の、対処法!

私は、「無意識の反応をコントロールするメンタルトレーニング」をクライアントに提供している。

今回は日常生活の中でよく起こる嫌な出来事に対して無意識に反応しなければ、

どれほど楽しく過ごせるのかということを考えてみた。

警察

少し前に起こった話をしようと思う。

 

「あの日は最悪の1日だった!」

 

その日は待ちに待ったコンサートで、少し高額だが、

良い席のクラシックコンサートチケットが取れたのでとても楽しみだった。

 

コンサート当日、初めて行く会場ということで少し早めに出発し、時間に余裕が有ったので、

 

買い物を済ませてから、会場入りをしようと思い車を停めた。

 

しかし、ここから歯車が狂い始めた。

 

買い物を済ませ食事をしようとレストランに寄ると、凄く混んでいて

 

食事に1時間を要してしまった。

しかし、コンサートの開場までには、まだ3時間ある。

 

大丈夫、間に合うと思う。

 

カーナビをセット、カーナビの経路に”赤い渋滞”の表示が!!

 

・・・あれ、到着時間が・・・予定していた時間と違っている?!

 

Aさん: 『どうしたの?』

私: 『いや、到着時間が!』

Aさん: 『大丈夫?』

私: 『う、うん、多分大丈夫だよ。』

 

少し不安が広がる。

 

開演時間に間に合うかの不安から焦ってしまい、高速の出口でトラブル発生。降りる場所を間違えた!

 

この時の私は、時間を気にする余り、運転への集中という大事なものが欠けていた。

 

その後、リルート(道の再検索)を繰り返しながら、ようやく会場まで残り5キロの場所まで到着。

 

時間は50分前、どうにか間に合うなと思っが、まだ地図には赤い渋滞のしるしが・・・。

 

未だに焦りが残る、その時、

 

Aさん: 『時間が無いから駐車場を探そうか?』

 

やばい!駐車場のことを忘れていた。

 

私: 『探してみて。近くがあれば良いね。』

 

Aさん: 『近くは満車で会場まで5分の所に有るらしけど、行かないと分からない。』

 

私: 『分かった行ってみよう。』

 

この時、時間への焦りが再び起こり、ついアクセルを踏み込み交差点へ。

 

次の瞬間、後ろからパトカーのサイレンが!

 

えっ、スピード違反?そんなに出てた?

 

渋々、車を停めて警官と話す。

 

私: 『何か違反をしましたか?信号も青でしたよ。』

 

警官: 『ここは直進禁止の交差点ですよ!』

 

私: 『えっ、直進禁止の交差点てあるの?』

 

イラッとしながら警官に質問した。

 

警官: 『ここは皆よくやるんですよね。』

 

私: 『なら表示ぐらい置けばいいんじゃないないですか?』

 

警官: 『直進して来た道路脇に表示がありますよ。』

 

時間への焦りから標識を見落としていた。

 

心が折れた。

コンサート2

もう間に合わないとあきらめ、ふと、我に返った。

 

普段メンタルトレーニングでこういう場合に教えていることは何だろうか?

 

起こってしまった過去は、もう変えることができない。ここでは、渋滞が起きてしまい、

 

間に合うかどうかわからないことは、素直に、そのまま受け入れることが必要だ。

 

その上で、今できることに集中することで、その時点からの最良の結果を生み出すことができるのだ。

 

今するべきことに集中することで違反切符を切られているという嫌なことを受け入れ、素直に警察官にこう聞いてみた。

 

私: 『6時までに◯◯ホールに行きたいのだけど間に合いますか。』

 

警官: 『どう行こうと思ってるの?』

 

私: 『カーナビのこの経路通りに行こうと思っています。』

 

警官: 『この時間はあの道は混むから少し遠回りになるけどこっちの道のほうが混みにくいよ。』

 

私: 『分かりました。』

 

するべきことに集中し、嫌なことを受け入れたことで警察官から

 

間に合う可能性のある道順を聞くことができた。

 

後は「運転への集中」だけである。

 

少し渋滞していたが、思っていた時間よりも意外と早めに着けた。

 

駐車場から少し走ったものの、無事間に合い、

 

「楽しみにしていたコンサート」もとても満足することが出来た!

 

既に起こってしまったどうしようもないことなどの、私たちの日常生活の中でよくある嫌なことへの反応は、

 

次への悪循環を引き起こしてしまう。

 

嫌なことへの無意識の反応を、「コントロールすることは、メンタルトレーニング」の一つの目的であるが、

 

「反応してしまった場合には、心が反応していることに気づき、目の前のことを受け入れ、冷静になることで、

 

より良い結果を生み出すことができることを、再確認することができた。」