『遊びがトレーニング!?』はじめての高地トレーニングについて。

今回の研修の中で意外とハードだったのがマンモスレイクスという、

 

標高(約2400メートル)での野球チームの合宿に参加させてもらったことである。

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この野球チームは、LAの軟式野球チームで名前が『BATBOYS』

 

そこそこ知れた日本人の強豪チームである。

 

前回LAに来たとき、友人の紹介で、監督の家に食事に招かれてからの付き合いになる。

 

今回、私は毎年恒例の高地トレーニングを兼ねたキャンプに参加させてもらった。

 

キャンプのメニュー!(標高2400メートル)

 

キャンプの目的:高地トレーニングによる心肺機能向上。メンバーとの交流。

 

マンモスレイクスキャンプ場(現地7月2日からの2日間)

 

2日:(PM15:00)  着後テント設営。 

   (PM17:00) 食事の準備。

   (PM19:00) バレーボールを使った大幹を鍛えるトレーニング。

   (PM20:00) 地獄の100メートルダッシュ。

   (PM21:00) 食事。

 

3日目

   (AM6:00)  起床。

  (AM6:15)  朝食。

     (AM7:00) 私はゴルフ場へ。(O君と)

         野球関係の人は高地ハイキング。(約4時間のコース)

   (PM4:00)  夕食準備(バーベキュー)

   (PM6:00)  マウンテンバイクを使ってのオフロード走行。

   (PM11:30) マンモスリバー温泉入浴

 

こんな感じのスケジュールをもらった。

 

最初に監督のM氏からこんな言葉もいただいた。

 

「高地トレーニングですから、最初はきついので、できる範囲のトレーニングに参加したら良いですよ。

 

それと大事なことが、酸素が薄いので高山病になる方がいらっしゃいますので、

 

くれぐれも注意して下さい。」

 

私は最初、テントを張って野外で野宿して、バーベキューを食べて、

 

温泉に入って楽しむだけのつもりでOKをしました。

 

ただ2日目に近くにあるゴルフ場でどうしてもゴルフをしたくて、私と友人のO君は別メニューを組

 

ませてもらった。

 

なぜかって?

 

高地ではゴルフボールがよく飛ぶと言うので、実証したくて。

 

調べたらキャンプ場から3キロの場所にSIERRA STAR ゴルフ場が有るとのことで予約をした。

 

SIERRA STAR ゴルフコースでの話は次にするとして、

 

いよいよキャンプ場へスタート。

 

ロングビーチ出発約5時間のドライブである。

 

この時は、楽しいはずのキャンプであった。

 

いよいよマンモスレイクス、キャンプ場に到着。(2日PM15:30)

 

ロングビーチ出発5時間しだいに高度が高くなっえいるため息苦しさとかはぜんぜん感じない。

皆で手分けをしてテントの設営終了。(PM16:30)

 

いよいよ初日キャンプスタート。

 

野球チームのキャンプ。最初は、軽いキャッチボールからスタート。

 

「うん」、野球チームのキャンプに来てる実感を感じつつ楽しむ。(PM17:20)

 

つぎのメニューへ。

 

バレーボールを使って体の体幹幹を強化させるプログラムに突入、

 

このあたりから、2400メートルの高地トレーニングの洗礼を浴びる。

 

最初はゆっくりとしたボール回しや、体のバランスのとり方などの指導を受け、

 

いよいよ恒例の100メートルダッシュへ。

 

このダッシュの決め方が、バレーボールをトスで回しながら、一人3回失敗した者からダッシュ!

 

もちろん失敗したくないのでお互いの人間性が出てくる(笑)。

 

ボール回しをしているだけでも、しだいにエキサイトして呼吸も荒くなる。

 

段々と体が重くなり、少し休んでも回復できずく、ついに3回の失敗。

 

100メートルダッシュ!

 

走り出して、やっと半分。

 

50メートル地点、まだ遠い・・・。

 

口も乾く、呼吸も荒く深呼吸をするが、ダメだ…!

 

残りの半分をジョギング程度のスピードで走った。(歩いたかな?)

 

すると他のメンバーから声が。

 

『早く帰って来て・・続きがありますよ。』

 

少しだけ走った。(PM19:30)

 

私は皆に言った、「これくらいで勘弁してください。」

 

皆はこの言葉を誰かが言うのを待っていたのだ。

 

監督が、

 

「では今日のトレーニングは終了します。」

 

「食事の後、11時半頃から温泉に入りに行きますから行きたい人は、

 

準備をして行きましょう。」

 

疲労の強い私はもちろん、食事の後、眠りについて起きることはなかった。

 

次の日、私とO君は近くのゴルフ場に出かけるためAM6:00起床。

 

朝起きてすぐ軽い頭痛が有るのを感じていた。

 

朝の時点では昨夜気温が零度近くまで下がっていたので、

 

寒くて風邪をひいたのかと思ってゴルフ場に出かけた。

 

その後もゴルフを続けたが回復の兆しなし?

 

ゴルフ終了時点では激痛が頭を襲う。(3日目PM13:00)

 

食事も喉を通らず、しぶしぶキャンプ場へ帰ると、監督が夜の食事の準備に帰ったところで、

 

監督に頭痛の話をしたら、高山病かも知れませんから夕食まで休んでください。

 

「きっと良くなりますよ。」

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(キャンプ初日、到着後近くの小山に登るが息も絶え絶えに!)

 


2日目トレーニング中止(PM14:00~18:00まで休む。)

 

PM18:30テントから起きて、監督と夕食の準備。

 

少し頭に違和感は残るが、頭痛から解放!

 

しばらく監督と二人で会話をした。

 

私: 『頭痛は高山病だったのですね。』

 

監督: 『私も最初は頭が痛くなりましたよ。』

 

私: 『最初はぜんぜん平気でしたが、100メートルダッシュあたりから体が重くなったんですよね。』

 

監督: 『無理をすると頭が痛くなりますよね。』

 

私: 『脳が悲鳴をあげてるんですかね?』

 

監督: 『ここはよくアスリ-トの人達もキャンプに来ていますよ。』

 

私: 『トレーニングにはもってこいの場所なんですね。』

 

監督: 『遊びとトレーニングを兼ねてますからね。』

 

なるほど遊びとトレーニングを兼ねるとはこういう事を言うんだなと思った。

 

意識してトレーニングもしなければいけないが、

 

遊びの中でも意識をして(高地)場所を選べば、遊びがトレーニングに繋がることを学んだ。

 

アスリート達が、高地トレーニングをする意味が分かった。

 

と同時に、人間には酸素も必要だと、分かっているが再確認した。

 

『人生初の高地トレーニング』

 

この夜の、バーベキューと温泉。

 

格別の夜空が出迎えてくれたのである。